Mac版Scrivenerの日本語化(完訳)
ファイル公開場所
使い方等については、リンク先を参照してください。Mac App Store版での使用を想定しているけど、公式ストア版でも使えます。
5年越しの完訳
はじめて日本語化ファイルを公開したのは2009年だった。そのあとも数回やってきたけど、どうもやり方がまずかった。
いずれは完成させようと思いつつ5年経った今年、思い立ったかのように7月くらいから一気に仕上げに入って、やっと終えた。未完にはならなかった!でもマニュアルとかチュートリアルは、翻訳したくないです...。
ほんの一部翻訳できない部分があるのだけど、使う分にはあまり気にならないと思うので、どうか楽しいScrivenerライフをお過ごしください。
ちなみに、中国語化したファイルを元に、英語版と比較しながら翻訳したので、もしかしたら中国語が混ざってるかも...。
補足
- 以前、Index Cardsを情報カードとしたほうがいいと話しましたが、インデックスカードに落ち着かせました。理由は、Appleがインデックスカードという語を訳語として使っていたから。 *1
- Documentという語を、一律、書類と訳しています。これはApple語に合わせるためと、text documentをテキストドキュメントとするとややこしくなるためと、理由は様々です。なお、Scrivenerではdocumentを入れ物(コンテナ)の概念としているようですね。
- synopsisは梗概と訳しました。理由は、summaryとoverviewという語との違いをはっきりとさせるため。
- scriptは悩みに悩んで台本と訳しました。機能を日本語で表すにはこれしかないと思っています。screenplay(日本語化ファイルでは映画脚本としています。)という語も出てくるので、違いをはっきりとさせたかったという思惑もあります。
- Draftは、manuscriptとの違いを出すため、カタカナでドラフトとしています。
- Binderは、MacのFinderのように、英語のままです。Scrivener LinkやScrivening、QuickReferenceも、独自機能であることを考えて英語のままにしています。
- writingとcomposing、compositionは執筆と訳しています。特に違いらしい違いがなかったので。
パスワードを忘れたら"iForgot"。
AppleIDのパスワードを忘れたら、http://iforgot.apple.com/ に行くことになるのだけど、それはそれで"I forgot."の洒落なのだろうと思っていた。
ところが、こんな画面を目にすることとなった。
洒落ではなく何か別のものに見えてしまうあたり、手が込んでるなぁと思った。
有効期限が終了したMobileMeアカウントを、iCloudに移行するには?
iCloudで@me.comなメールアドレスを取得したい!
でも、MobileMeで昔使っていたから、iCloudでは新しく使えない!?
そんなお悩みを解決する方法です。
停止したMobileMeアカウントを復帰させる
実はiCloudにログインする時、停止したMobileMeのアカウントでログインすればいいんです。
ただし、ログイン先は専用ページではなく、iPhoneもしくはOS X Lionのシステム環境設定です。
注意点
Apple IDとして
既に使っていたAppleIDとMobileMeとの統合はできません。そのため、2つのアカウントを持つことになります。
AppleIDとして使うには、どちらかのアカウントを辞めて、一方を使うことになります。
既に使っているApple IDについて
停止したMobileMeとは別個のメールアドレスを取得できます。
ただ停止したMobileMeと同じIDが使えないというだけ。
Mac App Storeのアフィリエイトについて (2011年1月18日現在)
ここが、iTunesアフィリエイトプログラムを使ってリンクを貼っているから、てっきりアフィリエイトが始まったのだと思って調べたのだけど、そうでもなさそうなので、直接聞いてみたというお話。
メールで聞いたのだけど、「アフィリエイトリンクを作ること自体は技術的に可能だけど、報酬対象にするかは検討中」という回答を貰った。*1
ということで、今現在はアフィリエイトリンクを生成して、それを貼ることは問題ないみたいですね。
あまりにも飛躍しすぎなので追記。メールでは、「このサイト、アフィやってるけどプログラムが適用されるの?」と聞いて、「技術的には可能。報酬対象にするかは検討中。」との回答を得た。この流れから、"リンクを貼る"行為をやってはいけないと指摘していない点で、行為自体は問題ないだろうと思ったから、私は以上のように書いた。なお、本当に問題ないのかは下記で短絡的に示したが、LinkShareがリンクを判断していることから推察できる。iTunes側が認めているとおりリンクの作成は「技術的に可能」であるということ*2、同一ドメインでiOS AppStoreとMac App Storeは存在・公開していること、AppStoreという名称が両Storeが同一存在であると誤認させること、これらからLinkShareの利用規約ですなわち違反行為に該当すると判断するのは難しい。*3また、リンクが有資格かどうかを最終的に判断するのはLinkShareであるのだから、技術的な欠陥の存在を考えなければ、作成が"技術的に可能"である"報酬対象外"のリンクをどう扱うかは想像に容易いことである。このように、Mac App Storeへのリンクが報酬対象ではなくても正規に作成されたリンクであるのだから、それを貼っても規約上問題はないだろう。
もし将来"報酬対象にしない"となった場合でも、アフィリエイトリンクとして資格があるかを判断するのはLinkShare*4なので、LinkShareの規約が変更されない限りは面倒ごとにならないと思いますよ。