Googleウェブ履歴がもたらす、検索結果の個人化。

英語版Googleで検索すると、こういう文字が表示される。

英語:Personalized based on your web history. More details
日本語:ウェブ履歴に基づいてカスタマイズされています。 詳細

More detailsはリンクになっていて、一度クリックすると日本語版Googleでも反映されるみたい。そして、そのリンク先にはこう書いてある。

Google アカウントにログインして検索すると、ウェブ履歴に基づいてより関連性が高いと思われる検索結果が表示されることがあります。

Google」の検索精度を向上するため次の情報を使用しました:ウェブ履歴

Googleウェブ履歴を使いまくって検索すると、使用アカウントで検索した結果は個人最適化されたものになるっていうこと。こういうの、あんまり好きじゃないなぁ。この個人化は期間指定検索にも反映されちゃうみたいだし、あまりいいとは思えない。見たい情報を勝手に特定してくれるのはいいけど、特定くらい自分で出来るわいっ。
で、この詳細ページの最後にはこう書いてある。

カスタマイズのないGoogleの検索結果はこちら。
検索結果ページの [詳細] リンクをクリックするとこのページが表示されますが、このページは約 30 分間しかアクセスできません。

いちいちこのリンクを踏まないとウェブ履歴最適化を回避できないって、どういうことなのよ−。

回避方法

通常結果とウェブ履歴最適化とのURIを見比べていろいろ試してみた結果、どうやら次のコードを入れるといいみたいです。

&pws=0

ここまで書いておいて、知ったこと。

どうやらこの機能は"パーソナライズド検索"という名称で2005年にβが公開されていたみたいですね。
英語版ではそのままで利用できたわけですから、おそらくβが開けたのでしょう。