ブラウザとIDN問題。

Firefox(日本語版だけ?)はIDN(国際化ドメイン名)がエンコードされないPunycodeで表示される。
ただし.jpドメインのみ期待通りの表示をしてくれる。
おそらくIDN問題への対処として、Firefox 1.0.1からの姿勢を貫いているんじゃないかと思うのだけど、、、。


ちなみに、
IE7以降*1はアドレスバーの右端にIDNであることを示すボタンと、その情報を表示できる仕組みになっている。なお、これはインターネットオプションでの言語設定に依存しており、追加されていない言語のIDNは表示しない仕組みになっている。また、親切なことにPunycodeで変換された場合のドメインも教えてくれる。ある意味一番丁寧。
OperaはそのままIDNを表示する。ただし、opera:config#Network|IDNAWhiteListにあるトップレベルドメインのみを表示する仕組みになっている。厳しい基準を設けているIDNが対象なんだそうだ。
SafariOperaとちょっと似通っているけど、Operaがドメインで解決しようとしているのに対してSafariIDNで使用する文字のホワイトリストを作成することにしたんだそうだ。


で、なんでこんな話をしているのかというと、日本語ドメイン名を.netで取得したはいいがFirefoxではPunycodeされちゃって「これじゃ、わかんないじゃん。」となって.jpドメインを新しく取得したという顛末があったから。

追記

Mozilla製品は、以下のページに列記されているトップレベルドメインのみを表示するようにしているとのこと。

*1:IE6は外部ツール入れないと表示できない。