親指ジェスチャが使えるiPadのブラウザ。

"Thumbpad"っていう名称の機能なのだけど、親指ジェスチャと言ったほうが分かりやすい。


このブラウザを買おうかどうか迷っている。

既にiCab Mobileを買って使っているので、わざわざブラウザを買い足す必要はないのだけど、Grazing Web Browserが明らかにiPadらしいブラウザなのでどうしても目移りする。
何がiPadらしいかというと、ひとつは縦置きタブ。
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デスクトップでも縦置きタブを使っているから、iPadでも!という理由からじゃなくて、iPadのようなタブレットを両手で持ったとき、左右のどちらかにタブがあったほうが操作しやすいという考えがあるから。


もうひとつは、タイトルの通り親指ジェスチャがあるから。
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本来の名称"Thumbpad"が表すとおり、このブラウザには画面右端に帯状の領域が用意されている。
この領域を、親指で押さえることで、ブラウジングが楽になる。
3本指でタップすると帯が表示される。
その帯の下を親指で押さえつつリンクをタップすると、新規タブで開く。上を押さえるとバックグラウンドで開く。
上下どちらかをダブルタップすることでタブを切り替えられるし、スワイプするとpage up/downができる。


iPadのような大画面でwebページを見ていくのは楽しいけど、iPhoneとは違って指をあちこちに運ばないといけない従来のブラウザは、どうもぎこちない。
その点、iLunscapeaはタブや操作ボタンを下に持ってきていたことに感心した。ただ、指の配置を考えると真中部分が辛いと思う。
Grazing Web Browserは左右に持ってきたことでかなりユーザビリティに配慮したiPadらしいブラウザだけど、さて、改めて買おうかどうか、むむむ。