Google Web Acceleratorを使えば速くなるのか?

Google Web Acceleratorっていう、Googleにキャッシュされたデータから過去に表示したページの更新差分をダウンロードするっていうツールがあります。リリースしてから3年経ちましたけど、何の続報もなく、Google Groupを見る限りツールそのものの開発は止まっているのかな?2007年9月7日に0.2.93.116がリリースされていることから、更新はしているみたいですが、何が変わっているのかは不明。


で、このツール、Operaでも使えます。プロキシHTTPをlocalhostにポートを9100にすれば使うことができます。それでもって、いろいろ設定することもできます。

  • http://127.0.0.1:9100/preferences

接続回線の選択、差分ファイルの取得方式、Web Acceleratorを経由しないブラックリストなど、まあ一通りのことはできます。

  • http://127.0.0.1:9100/races

こっちはWeb Acceleratorを初めて使ってから、どれくらいの時間を節約できたかをグラフで表示するページです。数分数時間では効果が現れないと思います。数日数週間で見ていかないと変化が得られないような、、、。効果を直接体感するには、つい最近まで閲覧できたのに今になって重いなぁっていうサイトに何度も通うってことくらいですか。ものすごく限定的ですが。どちらにせよ、回線速度が速い日本ではほとんど効果はないと思いますよ。
このツールを使って問題が起こったりもしていたみたいですが、まあ、仕様上そんなもんだろうなぁとは思います。Google Browser SyncとかGmailとかを使って、これは使いたくないなぁっていうことはないでしょうね。Google Web Historyなら尚更。

追記

で、実際に早くなるのかって言うと、日本のように回線速度が速すぎる地域にとっては無意味なものです。Google Web Acceleratorは、ユーザーがアクセスした時点から次回アクセスまでの期間に変更された差分を、Googleのキャッシュからダウンロードするっていう機能なのですから。
また、これを導入したあとスピードテストをするのもどうかと思います。何せ、ダウンロード元がGoogleになるので。