全世界キャッシュ共有構想(ネタ)

オンラインリーダー、特にGoogle Readerは強力。Google Readerを使えば2005年以降のRSS配信サイトのキャッシュが閲覧できる*1キャッシュを消さないみたいだし、全文検索は出来るし、フィードなくてもNotesで共有できちゃうし。


ところで、Google Readerは使いようによってはすごいものになると思う。たとえば新聞社が配信するWeb上のニュースって、たいてい時限制で古い記事は削除されてしまうことがある。
これをYahoo!Pipesなんかで全文配信にしてしまって購読したら、すべてキャッシュとして残っちゃうわけ。
Twitterのログなんかも、誰かさんのを購読しておけば検索できちゃうね。日本語のpublic timelineを購読したら面白いかもね。アカウント消しても発言は残っちゃう、と。でもTwitterは更新頻度が高いからGoogle Readerじゃ全部を追い切れないかな。
閉鎖したサイトを購読しておけば尚更面白くなる。あとから閲覧できちゃうから。Yahoo!Pipesで予め全文配信化していたら、永久に残っちゃうね。
Tumblrを複数購読すると、日本語で検索できちゃうわけだからこれまた有り難いものになると。
はてブを購読しておくと、ちょっと広がっていいかもしれない。


ずらずらと書いたけど、何が面白いかというと、キャッシュを全文検索できるってことだけじゃなくて、購読しているサイトやページだけを検索できるっていうのもあるんですよ。普通の検索エンジンを通して検索するのもいいのですが、それなりに有名な話であるとか人気・話題の記事とか昔みたあれはなんだったけ?ってときの検索が、普通の検索よりもGoogle Readerの検索でのほうがノイズをグンと減らせるわけです。そして共有機能を使えば、選りすぐられたフィードを自分が購読していなくても検索範囲に含めることが出来るのですから、情報の共有の仕方としては面白いわけです。んでもって、Google Readerはフィードの翻訳も出来るので外国語であってもある程度は読めるようになるのです。


Google Readerでどんどん購読して、どんどん共有していけば、純粋な情報のソーシャルネットワークが形成されると思うのですよ。
でもOperaGoogle Readerは使い勝手が悪いので、私は積極的になれないんですけどね。

*1:当時から購読されたものだけ