TimesとThe Early Editionの違い。

TimesとThe Early Editonという、iPadならではのRSSリーダーがある。

見た目では同じようなものだけど、使い勝手がぜんぜん違う。

Times

TimesはGoogle Readerと同期ができない。そのため、自分でfeedのURLをコピペしないといけない。
個別のfeedの優先度を指定できたり、表示数や方法(スタイル)を替えることができるという利点や、独自のself(一時的に記事を保存する場所)があるので未読管理に苦がなくていい。メールやFacebook/Twitterとの連携も可能だ。
だが、InstapaperやRead It Laterには対応していないという、他のリーダーでは当たり前になった機能がない。これは今後するかもしれないらしいが。それだけではない、asahi.comや毎日.jpのRSSを購読できない。単純に両者が特殊なfeedを配信しているから、といってもいいが、購読できないTimesもそれでいいとはいえない。

The Early Edition

こちらはTimesとちがってGoogle Readerからインポートできるし、opmlでインポートすることもできる。Instapaperとの連携も可能だ。
だが、面倒なことに、デフォルトで登録されているfeedが多すぎるため、削除するだけで無駄な手間がかかるということ、そしてなにより、Google Readerとは同期するのではなく、The Early Edition側にインポートして独自で購読するので、更新までが非常に遅いということだ。
その点、Timesと変わりはないのだが、Timesの方はずっとシームレスに動作する。

新聞風にRSSを購読したい、と思っても、

見た目で言えばTimesの方がいいが、購読の管理がしやすいのはThe Early Editionだ。
私はどちらも使ってみたが、どっちが使いやすいと判断できずに、結局Reeder for iPadBLNSの両刀でやっている。


価格で決めたらダンゼンThe Early Editionだが、使ってみたら別に新聞のように読まなくてもいいということに気づいて、馬鹿らしくなってしまうだろう。
ということで、もし期待する人がいるとするのであれば、今後のアップデートに注目するだけして購入は控えるといい。