Opera民は当分ウイルスバスターを使ってはならない。

Opera教に、新しい掟が誕生しました。
と、冗談で始めたいところですが、冗談ではないようで。

不正ファイルとして扱われてしまう



URL先を見て貰えば分かるように、ウイルスバスターOperaの構成ファイルのひとつであるOUniAnsi.dll*1を不正ファイルとして検知するようだ。
なお、過去にも同様の事例が出ていた。

2009年の段階から問題が起こっていたようだ。


Virustotalによる結果(しかも今年の結果)によると、TrendMicroすなわちウイルスバスターだけがPAK_Generic.001として検出する。
そのPAK_Generic.001は、どうやら未発見の新種不正プログラムなどに使用される名称のようだ。
というわけで、同ページにある対応方法に従い、

この名称でのウイルス警告があった場合には、速やかに弊社サポートセンターまでご連絡ください。今後の対応のため、解析を行います。

ウイルスバスターを使っているOperaユーザーは、速やかにサポートセンターに連絡してほしい。


...ところで、ウイルスバスターはそれなりのシェアがあるはず*2なのだけど、事例が極端に少ないのは、

のどちらの理由を主として受け止めるべきだろうか。え?どっちも?

表示が崩れる問題

上記とは別個に、いくつかのサイト(とくにWikipedia)で表示が崩れることがあるらしい。
これについては再現方法がわかっていないようだが、やはり原因はウイルスバスターであるという見方が強いので(それ以外に原因が見あたらないから)、是非Operaウイルスバスターの組み合わせはしないでほしい。

*1:"Windows 95/98/ME 用の Unicode から ANSI への変換用"とのこと。Opera Unicode Ansi conversion layer。 http://jp.opera.com/docs/operafiles/

*2:2009年9月時点では48.9% http://www.vb-blog.jp/cat9/2010489/