Google+ Project以前の、スッキリした検索画面に戻るにはUAをIEに替えるといい。

実はUserAgentをInternet Explorerにすると、昔のGoogle検索になるんですよ *1
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偽装するIEのバージョンでデザインと機能が変わります。

  • 共通点
  • ver.8-9
    • 検索結果が中央寄せ
  • ver.7
  • ver.6
    • 左寄せ
    • 黒い帯から白い帯に。
    • Google+の共有バーがなくなる。
    • Social Searchがなくなる。


昔のGoogle検索が使いやすかったと思う方には使えるのかもしれません。
ちなみに、UserAgentにTrident/4.0以上を入れると使えません。なので、Internet Explorer9自体では現行のGoogleになります。 *4

*1:スクリーンショットに映るfaviconは[https://addons.opera.com/ja/addons/extensions/details/faviconize-google/:title=extension]によるもの。

*2:サイトのサムネイルを表示

*3:入力して直ぐに検索

*4:OperaUA変更は、"完全に偽装する"を使うとTridentのバージョンが挿入されてしまう。

Googleのサイトブロックが使えるのはIE・Firefox・Chromeだけ(11/09/21現在)

なんどもブログで取り上げたManage Blocked Sitesが、やっとgoogle.co.jpでも使えるようになったみたいですね。
よかったよかったと言いたいのですが、これが動いていない。そんなときにこのtweetを見つける。


この間まで動いていたようなきがするのですがね。最近Firefoxばかり使っていたから気づかなかっただけかもしれませんけどね。


さて、ひと通り試してみたところ、使えるブラウザはInternet ExplorerFirefoxGoogle Chrome(のそれぞれ安定版)だけみたいですね。SafariOperaはダメでしたが、UserAgentをFirefoxに変えると反映されます。


Googleは変な所で差別化するから困りますね。

Googleはまたしても新しい検索画面をテストしている。

検索(のUIであったり機能であったり)がいまいち安定しないGoogleさまは、今はやりに合わせたいようです。

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検索結果は左詰めとなり、アイコンはすべて消しさった。
キャッシュへのリンクやGoogle +1、Instant Preview(虫眼鏡アイコン)はすべてホバー時にのみ、まとめて右側に表示するようになった。


Twitterのような画面だと思う。
リンクはすべてtweetで、右側にそのtweetの情報を表示する。
これが今後導入されるかは知らないけれど、ここ1年で変更を繰り返すのはどうかと思う。

Google検索のパラメータに"client"を入れることで、特定のブラウザを支援できる(と思う)。

MozillaがGoogleから収益を得ているように、Operaもまたそうであって*1フェンリル(Sleipnir作ってるところ)もやっている。
FirefoxOperaSleipnirも、デフォルトの検索窓からは必ず"client"パラメータがつくようになっており、おそらくこれを元にGoogleが計上しているので、検索エンジンのパラメータを変更する際は必ず以下の内どれかひとつを挿入した方がいい。

  • client=firefox-a(client=firefoxもある)
  • client=opera
  • client=fenrir(client=fenrir-subもある)


なお、Opera


For example, several search engines make usage payments to us for searches made by you (Opera users). This is the major source of income for Opera’s desktop browser, with revenue shares also in place on a variety of mobile products.

と携帯機器からも収益を得ていると言っていることと、実際に以下のようなパラメータがついてくることを考えれば、やはりclientを挿入した方がいいと思う。

  • client=ms-opera-mobile
  • client=ms-opera-mini
    • ms-opera-mini-iphoneなど、端末によって異なる場合もある。

"sourceid"

Google検索のパラメータに"sourceid"というものがあって、これが収益計上に使われているのではないかなんて考えられていたこともあった。
けれども、

というように、各製品についてくることを見ると、単なる解析のためのパラメータではないかと思う。

client=safari

以上を踏まえると、clientパラメータの有無でGoogleから収益を得ているかどうかが分かることになる。
ところで、Safariの場合だと、sourceidは無くclientが挿入されている。
ということは、AppleGoogleからお金をもらっているのだろうか?

Googleだけでなく、Bingも。

実はBingもGoogleのような手法をとっている。
とはいっても、私が確認しているのはOperaだけ。BlackBerryがあったのを思い出した

Bingにおけるそれは"pc"のようで、Operaで検索すれば"pc=OPER"というパラメータがついてくる。
「でもOperaの検索窓は、Googleになってるよね?」と思う人もいるだろう。だが、英語版はこうなっているのでOperaもたいそう賢いことをしたといえる。
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追記

BingにもFirefox用のパラメータが登場しました。

*1:参考:http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/09/21/9206.html

Google Chrome Canaryに"Presentaiton Mode"、ただし名ばかり。

(Mac版)OperaはLion登場以降のver12 pre-alphaから、media属性がprojectionとなっている文書をその通りに表示する機能にPresentation Modeという名を付けた。
一方、media属性に関係なく全画面表示にする場合はFull Screen(フルスクリーン)としている。

Canaryの"Presentation Mode"について

さて、Google Chrome Canaryに今回新しく"Presentation Mode"という名のものが出てきた。

この"Presentation Mode"はOperaのそれとは違う。
Canaryではwebページだけを表示することを"Presentation Mode"という。つまり、projectionなmedia属性を読むことはない。単なる全画面表示。
一方で、"全画面表示(Full Screen)"というものも用意されている。

Presentation ModeとFull Screenの違い。

基本的な動作としてはOperaと同じで、前者がwebページだけを表示し、後者がOmnibox + タブを表示する。
つまり、Omnibox + タブの有無しか違いはない。


前者と後者は途中で切り替えることが出来る。右上のカーテン*1アイコンをクリックすればいい。
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非常にややこしいのは、Lionのフルスクリーンボタンの挙動。
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このボタンを押すとPresentation Modeになる。ちなみに、これはOperaとは逆の動作になる。
Appleのいうフルスクリーンアプリケーションは(Safariでも見られるように)必要な部分だけを表示するものであるから、Lionらしく振舞いたいのであればPresentation ModeではなくFull Screenにしたほうがいいと思うのだが。

注意:これはCanary

とはいっても、これはCanaryなので開発版らしく今後どうにでも変更されるだろう。
今はまだver.13だが、ver.15までには"Presentation Mode"は変更されるに違いない。名前も、中身も。

*1:分かりづらいけどカーテンらしいよ!