Google Web Historyを使うには(2011年10月)

ウェブ履歴ってやつを使うにはGoogleツールバーを入れろっていうけど、実はPageRankを叩けばツールバーなんて用無しなんだよねって話を3年前にしました。
それで、id:mallowlabsさんのUseGoogleWebHistoryが大活躍するわけですが、Googleさんが2011年後半から張り切って仕様変更しまくるものだから、動かなくなってしまったわけです。


で、そのまま気付かずに過ごしていたのですけれども、今日になって解決させたのでした。
ちなみに、userChrome.js版も同じ方法です。

解決方法

スクリプトの最後にある、

  • http://www.google.com/search?client=navclient-auto&ch=

これを次に置き換える。

  • http://toolbarqueries.google.com/tbr?client=navclient-auto&ch=8

これだけ。


Google Chromeの拡張"Updater for Google Web History"がよくアップデートされているので、ここから調べました。

検索画面から、Googleのサイトブロックに追加する方法。

Manage Blocked Sitesgoogle.co.jpで使えるようになって1ヶ月が立ちました。
それでもまだできないのは、検索画面から特定のサイト(というかドメイン)をブロックする方法ですね。


最近、google.com上では検索画面から直接サイトをブロックできるようになりました。
f:id:amatanoyo:20111022172919p:image
特定のリンクをクリックしてサイトを開いた後、検索結果に戻れば「*の結果をすべてブロック」という案内が表示されれるようです。
ちょっと気づきにくい仕様ですが、入力が楽になっただけマシでしょうね。


相変わらず、UAをFirefoxやらに変更しないといけないようですけれども。

Google検索に、Google+とサイトの著作者情報を結びつけるのは簡単みたい。

この記事だけに、こういうのを仕込んでいました。

<a rel="author" href="http://d.hatena.ne.jp/amatanoyo/about">
  <img src="http://www.google.com/images/icons/ui/gprofile_button-16.png" />
</a>

そして今、この記事をGoogleで検索すると、このように表示されます。
f:id:amatanoyo:20111010131723p:image
ええ、成功しました。ええ。
但し、google.comで表示言語が英語の時しか出て来ません。つまり、日本にいるほとんどの人達はまだ見ることはないでしょう。

導入はすごく簡単だった?!

rel="author"だのrel="me"だの、いちいちリンクしないとできないような仕組みでしたが、どうやらそうでもないみたい。


実は、ページ上にGoogle Profilesへのリンクを入れておけばいいってだけの話みたいですよ。
たとえば、b:id:tomoPさんの。

トップページにだけGoogle+へのリンクがあって、個別記事にはリンクがない。なので、トップページの検索結果だけはこうなる。
f:id:amatanoyo:20111010131143p:image


ということで、事細かく弄れないはてなダイアリーでも、サイドバーにGoogle+(Google Profiles)へのリンクを入れておけば対応できちゃうみたいです。
Google Profilesに自分のダイアリーへのリンクを入れないと表示されませんから、忘れずに追加しましょう。

追記

最も簡単な方法として、公式でも公開されていました
つまり、すべてのページでリンクしろと。

<a href="https://profiles.google.com/108668755561489266180">+Sekai Amata</a>

ただ、名前の前に+を書けという新しい俺ルールができたので、対応させたい人はやっておきましょう。

新しく、よりスマートなGoogle検索が始まる。

8月20日にネタにした内容が、もう公開された。

f:id:amatanoyo:20111006110730p:image
まあ、一言でいえば、Bingのパクリ。
批評を言えば、横に広がりすぎ。
今の方が好きだけれどもね。

Google Booksが希少本の図書館になっていた。

Google Booksってご存知ですか?

Googleの電子書籍販売・提供サイト *1で、まあ最近の日本の書籍は殆ど無いのですけど、数ページのサンプルがおいてあるんですよ。


現在刊行されている書籍なんて、この記事ではどうでもよくて。
実は2007年にこんなことがあったのです。

例えば福沢諭吉『學問すゝめ』明治13年7月再版が無料で公開されているのです。更に「デバイスで読む」から、専用アプリケーションで読めるしブラウザで読めるし、pdfをダウンロードできるしで、Googleが古い文献資料の図書館になった状態なわけですよ。
12万冊に該当するのは、明治から昭和初めに出版された書籍。Google経由で希少本は閲覧できるのですから、いい時代だなぁと思うわけです。


ところで専用クライアントは、iOS *2は日本では使えないのですが、アメリカのiTunes Storeを無理やり取得して専用クライアントをダウンロードすればなんとかなりますね。iPhoneでは起動できませんでしたけども *3。一方Androidは最近になってダウンロードできるようになったそうですよ。
pdfもありますから、端末は選びませんし、好きなように閲覧できますね。ただスキャンされただけのデータですから、読みづらいですよ。それは仕方のないことですが。


冊数で言うのなら、近代デジタルライブラリーが倍以上を収録していますけれども、少々勝手が悪いので、Google Books頼りで文献を読もうと思います。

*1:検索や閲覧がGoogle Booksで、販売やらダウンロードやらはeBookStoreと分けているみたい。

*2:UniversalなのでiPadでもiPhoneでも使える。

*3:言語環境を英語にすると起動できる。なお、この状態でログインし、その後言語環境を日本語に戻しても起動するようになる。